画家の愛したブルーに深く深く没入する
長野県/蓼科
(JR茅野駅)
鈴の音のゆらぎのように、静寂に響くのは白い馬の呼ぶ声だったのだろうか。
深く吸い込まれそうな蒼が印象的な、東山魁夷の「緑響く」。そのモデルになったと言われるのが、ここ長野県蓼科にある御射鹿池です。
蓼科の魅力は、信州の高原らしい、澄んだ空気と水、針葉樹の林、そしてなにより「ブルーアワー」と呼ばれる暮れ時の時間。独特のブルーグリーンの帳の降りる静寂の森で、言葉も息も忘れて、ただただ美しい沈黙に静かに没入する。幻想と幽玄の時間を楽しめるのが「おこもり旅」の良さです。
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蓼科は、画家のほか、高浜虚子、伊藤佐千夫、太宰治など文人にも愛された土地で、当時のスターたちの逸話の残る温泉旅館・ホテルもあります。また、高原の自然を活かした「オーベルジュ」文化も花開いており、特色ある内装やお料理にも注目です。日本酒や信州ワインも美味しい土地なので、旅のテーマに合わせてお宿を選んでみてください。
エリア情報
- 山
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- 温泉
- 日本酒
- レトロ感
- 東京近く